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結成第1261回2月第一例会誌《会長の独り言(15)》《第三百三十六回桃山句会》

2月第一例会誌S28C-114020510250 2月第一俳句S28C-114020510251

会長の独り言(15)

 

ライオンズクラブは これでいいのかな?・・・

 

これからの我がクラブの運営について、いろいろ考えています。

クラブの次期役員および地区役員を選考しなければならない時期ですが、今期も難航しています。

なぜ難航するのでしょうか?

候補者がその役職を引き受けることについての決断が出来ずに不安を感じる、その原因・理由は何でしょうか?

その役職を引き受けた時に、現在のメンバーの期待に応えようとすることからくる時間的および金銭的な個人負担の大きさからくるものではないでしょうか?

 

いま、自分がクラブ会長として従来型のやり方で時間的にも金銭敵にも対応

していますが、決して良いことだとは思っていません。

このことを解決しなければと痛感しています。

その為には、まずメンバー全員が「そうすることが当たり前である」という認識で一致しなければなりません。

 

現在のメンバーの認識では、余程に時間的にも経済的にも余裕がある人以外に

役職につく人はいなくなるでしょう。

 

ライオンズクラブ国際協会が誕生して100年、日本に導入されて62年、京都に

ライオンズクラブが出来て60年、わがクラブが結成されて52年、歴史を重ねるにつれて、旧態依然とした体制が維持され、意識の改革が進まず、組織は形骸化され停滞し閉塞感が生まれます。

我がクラブにおいても、また、地区においても今まさに直面している問題です。

誰もが気付いていても、この問題には手を付けずにやり過ごしています。

 

皆さんの意識の中で、今のライオンズクラブを動かしているのは誰だと思われ、そしてどのように感じておられますか?

国際会長でしょうか?

国際理事でしょうか?

ガバナー協議会でしょうか?

地区ガバナーでしょうか?

それともクラブの会長でしょうか?

本来であれば、その設問の正解はメンバー一人ひとりのはずです。

 

なぜライオンズクラブが1年単位で役員が変わり、原則として同じ役職を重任しないようになっているのか?

 

ライオンズ必携にも記載されているように、そもそもクラブはみんなで運営していくものであり「一人の英雄もなく、一人の非協力者もない」そのような姿をクラブ運営の基本方針と位置付けしているからです。

 

誰もが役職を引き受けられる体制にするためには、職務に係る際の時間と金銭の個人負担を出来る限り少なくすることです。

職責を分散させる方向で時間的負担を減らしましょう。

 

地区については、またの機会にするとして、クラブについては次のことを提案します。

 

1.クラブ会長が担う職責は副会長(123副)も同時に担い、職務に対する

負担を分散させ、当事者のみならずメンバー全員が当たり前に事として共有  

の認識を持つことで会長にかかる負担を軽くすることです。

そうすることにより、誰もが会長を引き受け易くなるでしょう。

そして副会長は順次会長になるような体制にするようにクラブ運営内規を

再構築したいと思います。

2.会長のドネーション額も特別にする必要もなく、酒肴料についても必要

なしにするなど必要な経費は出席者全員で負担するということをメンバー

全員が当たり前のこととして共有の認識をもつことで会長にかかる負担を

軽くすることです。

 

まずはこの2つの事から始めてみませんか・・・・・

 

Yoshiaki  HARADA

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