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結成第1255回11月第一例会誌・会長の独り言(9)

《会長の独り言(9)》
「理性」と「本能」
9月の第一例会誌の《会長の独り言(5)》で
「日本の会議は宴席が付きもの  本音は酒席で・・・」を書きました。
後日、「私もそう思いますが、どうしてでしょう?」と質問されました。
ヒトの考えや言動は、「理性」と「本能」のバランスによって決まります。
もちろん脳の働きによるものですが、「理性」を受け持つ部位と「本能」を
受け持つ部位は違っています。

「理性」は大脳新皮質(脳の外側)が担当し、「本能」は大脳辺縁系(脳の内側)
が担当しています。
普段は、「本能」で感じた欲望や願望などを「理性」がうまく制御していますが、
この理性のブレーキが効きにくくなるときがあります。
その一つがお酒を飲んだ時です。
アルコールは大脳新皮質の働きを鈍くして本能(本音)が出やすくなるのです。
アルコールが入って調子よくなると、素面では考えられないことをする人がいます。
皆さん お酒は楽しく飲みましょう。    自責の念を込めて。

例会誌S28C-113110611160

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