月別アーカイブ: 2014年3月

結成第1264回3月第二例会誌 《会長の独り言(18)》 第三百三十九回桃山句会

3月第二例会誌S28C-114031915010 3月第二句会S28C-114031915011

会長の独り言(18)

死への準備教育は必要である ・・・・・』

 

最近、私の身の回りに「死」を意識せざるを得ない事態が続いています。

いままでも、一般の人に比べれば医師という立場上「死」を考えさせられることは多かったとは思います。 

「人間は死者を埋葬する唯一の動物である」とフランスの歴史社会学者のP.アリエスが述べていますが、埋葬儀礼はネアンデルタール人にまで遡ります。それ以来長い歴史の流れの中で、人類は「死に対する態度=死生観」を養って

きました。

しかし、現代の社会は「死」を捨象したところに存在する思想を作り上げ 「死」をタブー視する社会を構築し、人の生活から「死」を追放してきました。

「死」を非日常的なものとしてこれを遠ざけ、「死」を必要以上に悲惨なものと考え恐れるようになっています。

人は「生」を受けた以上は「死」を享受しなければなりません。

「死」に対する心構えから改めて「生」の価値を問い直し、「死」を自分の将来にある必然として見据えることにより現在の自分の「生」において何が大切であるかを問いかける・・・・・・・  そんなことを考える歳になりました。

 

Yoshiaki  HARADA

第1263回3月第一例会《次期役員指名例会》

メルビン・ジョーンズ・フェロー賞《34回》L齋 富三の授賞式が執り行われました。
その後、次期役員指名委員長L梶原 正暁より次期役員候補者の発表がされま
ました。
今例会では久しぶりとなる、メンバースピーチでした。
まず一人目はL振本 一による「京都を元気付ける仕事に関わっていること」と「聴覚障害者への思いと取り組みについて」のお話しがあり、二人目はL小畠 範彦により「当クラブに入会した経緯」と「自身の仕事内容について」のお話しでした。二名とも真面目な話しと笑いを交えた大変素晴らしいスピーチでした。
DSC01627 DSC01628 DSC01629 DSC01630

結成第1263回3月第一例会誌《会長の独り言(17)》 第三百三十八回桃山句会

3月第一例会誌S28C-114030410130 3月第一俳句S28C-114030410140

  会長の独り言(17

読みたい本があるのだけれど・・・・・』

 

最近、特にクラブの会長職を引き受けて以来、ゆっくりと本を読むという時間が持てずにいます。

私にとって、タバコを片手にコーヒーを飲みながら本を読む時間が持てる時が至福の時です。

今はかなりストレスが溜まっています。

そんな中で、一冊の本が目に留まりました。

曽野綾子 著 『人間にとって成熟とは何か』 (幻冬舎新書)

 

人間としての「成熟」を考えていく上でなんらかの示唆が得られる一冊ですが、いろいろなテーマで書かれていて興味をそそりました。

未だに熟読は出来ていませんが、自分の生き方と対比しながらゆっくりと読む時間が摂れればいいのになぁと思っています。

興味ある人は是非一度手にして見て下さい。

そして意見交換しましょう。

Yoshiaki  HARADA